東北6県の婚姻・離婚・未婚をデータで見る。結婚を取り巻く現在地

結婚する人は減っているのか。離婚や未婚の状況はどう変わっているのか。東北6県のデータをもとに結婚を取り巻く現在を見ていきます。

結婚する人は減っているのか。離婚や未婚の状況はどう変わっているのか。青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島のデータから、読み取る。

結婚、離婚、そして未婚。人口減少が続く東北にとって、これらは単なる個人のライフスタイルだけではなく、地域社会のこれからを考えるうえでも重要な数字です。東北6県の婚姻状況を見ると、共通して見えてくるのが婚姻件数・婚姻率の低下です。2023年の婚姻率は、青森県2.8‰、岩手県2.9‰、秋田県2.6‰、宮城県3.5‰、山形県2.9‰。福島県については資料上、県全体で約5,494件、婚姻率3.2‰とされています。中でも秋田県では、2014年に約4,200組だった婚姻件数が、2023年には約2,600組まで減少しています。一方、宮城県は2023年に7,899組と東北では件数が多いものの、前年から532組減少しました。

若い世代ほど未婚が目立つ

各県の資料を見ていくと、20代から30代で未婚割合が高いことも共通しています。

宮城県では、資料に掲載された年代別データで20~29歳の未婚率が男性80.5%、女性73.1%、30~39歳では男性38.5%、女性27.6%となっています。青森県でも25~29歳では男性69.8%、女性47.1%、30~34歳では男性47.1%、女性36.0%という数字が示されています。

統計の調査年や集計方法には違いがありますが、晩婚化、未婚化という大きな方向性は東北各県に共通して見られます。

「結婚しない」だけでは説明できない

未婚率の上昇を単純に「若者が結婚を望まなくなった」と考えることはできません。人口流出、所得、雇用、住宅、出会いの機会、価値観の変化など、結婚を取り巻く環境には多くの要因があります。特に地方では、若年人口そのものの減少や男女の人口構成も影響している可能性があります。だからこそ、婚姻数だけを見るのではなく、人口や仕事、移住、子育てなどと合わせて考える必要があります。

東北の暮らしを映す数字として

婚姻・離婚・未婚のデータは、人々の人生そのものを評価する数字ではありません。しかし、地域社会がどのように変わっているのかを知る一つの指標にはなります。

日々東北現代では、今回の東北6県比較を入口として、それぞれの県の状況を個別に見ていきます。

未婚率化が進む傾向に。

福島県の婚姻・離婚・未婚の現在。約5,500組が結婚した2023年

若年層では結婚を急がないライフスタイルが一般化している現状。

宮城県の婚姻・離婚・未婚の現在。東北最大都市圏でも進む変化

東北の中でも人口減少が大きな課題となっている秋田県。

秋田県の婚姻件数は10年で大きく減少。結婚を取り巻く現在

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