日々東北現代|ARTICLE

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……。

失敗…。大変申し訳ございません。

禁煙したこと自体を忘れ、無意識に寝起きの一服。吸い終わった後に、昨日禁煙したことに気付く。

我慢できなかったわけでもない。
誘惑に負けたわけでもない。

忘れていた。

習慣とは恐ろしい。

考えてみれば約30年、一日30本。もはや「吸いたいから吸う」ではなく、朝起きたら吸う。食べたら吸う。仕事が一段落したら吸う。酒を飲んだら吸う。

自分の意思でやっているつもりでも、身体は勝手にいつもの続きを始める。

自由にやってきたつもりが、いつの間にか習慣に自由を奪われていた。「習慣病」とは、よく言ったものである。タバコに限った話でもない。

酒を飲む。
寝ない。
運動しない。
食事の時間もバラバラ。

それでも20代、30代はなんとかなった。46歳。

体重も服のサイズも昔とほとんど変わらない。だから、どこかでまだ大丈夫だと思っている。

そのくせ特保のお茶には目がいく。身体に良さそうなものを選ぶ。白髪が増えれば気になるし、目尻が垂れれば鏡を見る。

長生きなんて格好悪くて口にはしないが、普通のジジイにはなりたい。相変わらず、ややこしい。

禁煙については仕切り直す。一人対策会議も開催する。

ただ、どうやら見直さなければならないのは640円だけではなさそうだ。

酒。
睡眠。
食事。
運動。

46年間で身につけた習慣を並べてみると、なかなか立派なものである。

若づくりをするつもりはない。
健康オタクになるつもりもない。

ただ、普通のジジイに乗り遅れない程度には抗ってみようと思う。

まずは禁煙。

その次は……。

まあ、そのうち考えよう。

何せ私は、昨日禁煙したことすら忘れる男である。

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